ヘッドOH

 

ヘッドのオーバーホールをします。バルブを取り外して、バルブすり合わせ、カーボン落とし、そしてポートをピカピカに磨きます。
燃焼室のカーボンも落としときます。すぐに黒くなるんですけどね・・・^^;(汗)
まずはバルブを取り外します。バルブスプリングコンプレッサーをセットして、バルブスプリングを縮めてコッターを磁石棒で外します。バルブスプリング、スプリングシート、コッターも外します。
コッターは全部で32個、スプリングシートは大小16枚ずつです。
小さい部品なので、ケースに入れて保管します。無くしたら作業中断してしまうので・・・
バルブ取り外しました。
燃焼室、やっぱりカーボンついてますね・・・^^;

ここで、大発見です!!ヘッドにワイセコの品番が付いてます・・・(汗)ってことは、カタカタ音の原因はピストンがヘッドに緩衝してたんでしょうね・・・(>_<)
コンロッドも確認したほうがいいだろうし、これで調子よくなるでしょう(^^)
バルブのすり合わせに使用する工具です。
タコ棒(バルブラッパー)、写真には映ってませんがバルブコンパウンド(細目)、当たりを見るための光明丹です。
まずは、光明丹をすこしオイルでといでバルブに薄く塗って、ヘッドに差し込んで当たりを見ます。
当たり幅は、0.5〜1.0mmの間ならOKなのですが、今回は0.8mmでした。範囲内なので、そのまますり合わせすることにしました。

1番シリンダーが怪しかったので、念入りにすり合わせをします。
タコ棒をバルブにセットして、バルブコンパウンドを薄くぬって、すり合わせスタートです。
叩くような感じでパコパコします。自分は、片手でこんな持ち方で作業してますが、自己流なので、正しいかはわかりません(汗)
親指と中指で回しながら作業しました。

16バルブ作業するのはなかなか大変です^^;